第八王子と約束の恋

daihatiouji.jpg 第八王子と約束の恋 2017.3.29
 イラスト:壱也 先生
 リンクスロマンス(幻冬舎コミックス)

 異世界ファンタジー
 年下敬語攻×縁遠い美人王子
at 2017-03-29-22:34 | 商業誌 その他

新刊表紙 第八王子

daihatiouji.jpg 新刊「第八王子と約束の恋」の表紙。カテゴリの一覧には発売日に追加します。
 クリックすると拡大されて美麗イラストが極アップ♪

 ほ、ほんとうはトップの新刊の横につけたかったけど出来なくてこっちに載せたなんて言えない…
at 2017-03-26-21:42 | 雑記 etc

3月・4月新刊 書店特典

中央書店コミコミスタジオ様での購入特典

★「第八王子と約束の恋」(イラスト:壱也先生) 3/29発売
書下ろし小冊子:第三者から見た主役の二人のらぶらぶあれこれの様子

★「蒼銀の黒竜妃」(イラスト・ひたき先生) 4/28発売
書下ろしペーパーor小冊子:ネタを熟成中につき、どちらになるかはお待ちください
at 2017-03-25-14:06 | 商業誌 書店・フェア情報

将軍様は多忙中 2017.3.5

wanko5.jpg 将軍様は多忙中 2017.3.5 44p/¥500


 寡黙わんこ将軍×世話焼き貴族少年


 
休暇中(後編)
お騒がせ従弟の始末をどうつけるのか。不機嫌絶頂の将軍に心の安寧が訪れるのはいつ?
関係者一同が顔を突き合わせて出た結論と当事者も驚く事実とは…。
暴走しがちな将軍に振り回されつつフィリオ頑張る。
at 2017-03-25-14:00 | 同人誌 将軍様

今日の呟き 10 2016.12.30

tubuyaki10.jpg 今日の呟き 10 2016.12.30 36p/¥400

 商業誌「月神の愛でる花」番外掌編集
 「サークィン皇国日常譚 佐保と仔獣と愉快な仲間たち」別名「ミオの呟き」
 皇帝レグレシティス×佐保


日本人大好きなお風呂は佐保も大好き。
佐保のために市場に出かけたミオが購入したものは、意外な場所で意外な騒動を引き起こし…。
佐保とミオの横道に行ってばかりの雑談などほのぼの皇国物語
at 2017-03-25-13:57 | 同人誌 今日の呟き

今日の呟き 9 2016.8.12

tubuyaki9.jpg 今日の呟き 9 2016.8.12 40p/¥500

 商業誌「月神の愛でる花」番外掌編集
 「サークィン皇国日常譚 佐保と仔獣と愉快な仲間たち」別名「ミオの呟き」
 皇帝レグレシティス×佐保


ミオに昔の恋人発覚!?疑惑の古着事件とその結末、
さらには珍しく佐保と木乃とミオの三人がある話題で盛り上がり…
最後の締めは勿論副団長!
at 2017-03-25-13:50 | 同人誌 今日の呟き

サイト移転

サイトを移転してブログ形式にしました。
去年あたりからサイト作成ソフト入れてるPCが不調でなかなか安定して更新できなかったので、ネットワーク上からサクッと投稿できる形式に変更した次第です
これでおそらくは更新頻度もあがるかと思います
これまでのように新刊情報が何か月も遅れたり、同人誌情報が直前はツイッターとメルマガでしか案内出来ていないとか、その辺が解消されればいいなと思っています
同人誌情報が遅いのはお前が原稿終わらせるのが遅いからだ!というお叱りはごもっともでございます…。

この投稿記事よりも古いものはすべて旧サイトから転載した商業誌・同人誌などの情報です
ちょこっと乗せていたペーパー配布のSSなども掲載していますが、こちらはあまり増えることはないかと思われます

ほぼ漏れはないかと思いますが、ブログなので開くまでに若干タイムラグがあるのがどうにかならないものかと悩みどころ。コンマ数秒でも遅かったり、さくっと開かなかったらなんとかくじれったさを感じまして…。
これまでブログを使ってこなかったのは表示速度が遅いという欠点があったからなのですよ
でもそれよりも更新早くした方がいいだろうなと決起しました

サイトデザインは旧サイトから極端に変化があったように見えないようにしました
まだちょこまか暇を見つけては変更するつもりです
心機一転、よろしくお願いいたします

朝霞月子
at 2017-03-17-22:19 | 雑記 お知らせ

騎乗 2013.3.3発行J庭ひなまつり企画ペーパーSS

騎乗

 三月末、弥尋は新婚旅行として初の海外旅行を経験した。
 行き先はアメリカ。結婚してアメリカに住む三木の妹の芽衣子が所持する別荘の一つで、二人でのんびり過ごすのが目的だった。たまに子供たちを連れた芽衣子がやって来て、子供たちをけし掛け、弥尋を独占しようとしたりして三木が不機嫌になることもあったが、人生で初の海外旅行は誰に気兼ねすることもなく過ごすことが出来、楽しい思い出もたくさん出来た。
 何しろ、ボストンの郊外にある大きな公園ほどの敷地がコルワース家の私有地だというのにまずは驚かされ、乗馬が出来る個人宅というものに圧倒された。
 その肝心の乗馬に関しては、馬に乗ることからしてまず困難を極めるものだった。
 馬は多分、よくやってくれていたのだと思う。
 一般の初心者の三倍以上の時間を掛けて、よじよじと背に上った弥尋にも耐えたし、運動神経に心もとない騎乗者のために、ゆっくりと揺らさないよう、慎重に歩こうとしていたのかもしれない。
 しかし、歩こうとするたびに背中から悲鳴が上がっては、足を動かすことなど出来はしない。
 かつては競馬場で活躍し、引退後をオーナーのコルワース家に引き取られた彼――エディ=バーナー五世は、つぶらな瞳で訴えた。
 ――俺には無理だ……。
 果たして、彼の心の声、訴えが届いたのかどうか。それとも弥尋のあまりの狼狽ぶりに無理だと判断したからなのか、三木が手助けすることによって、なんとか弥尋は「乗馬気分」を味わうことが出来た。
 自力で乗れなかったのは屈辱ではあったが、弥尋とて自分の運動音痴ぶりは自覚している。気を遣って乗せてくれている馬に感謝し、暖かな目で見守ってくれていた三木や周囲に感謝しながらの馬上から見た景色は、大いに感動するものであった。
「すごい!」
 歩くたびに体が上下に揺れることに慣れることはなかったが、個人邸宅とは思えないほどの広大な敷地の中、緑の葉を付ける前の落葉樹の木立の間にいれば、どこか自分が他の世界に来た気分になってしまう。
 騎乗していた時間はそう長いものではなかったが、弥尋には十分な感動を与えるものだった。
「ありがとう」
 そうしてお礼にと角砂糖を掌に乗せて馬の前に差し出し、ぺろりと舐められて小さく驚きながらも、近づいて来た顔をそっと撫でた。
 よく手入れされた嘗ての名馬の栗毛は天鵞絨の手触りで、思っていたよりも大きな馬という生き物を最初は怖がっていた弥尋も、すっかり好きになってしまった。
 馬に乗るのは練習を積んでも絶対無理だと周囲が判断した結果、その後の滞在中、弥尋が馬に乗ることはなかったが、たびたび厩舎を訪れては馬の世話をしたり、撫でさせて貰ったりと貴重な経験が出来た。


 余談だが、初めての乗馬を経験したその夜、夜の生活でも騎乗位を求められた。
「弥尋君、今日の復習だ」
 寝転ぶ三木の上に跨って、熱い三木のものを中に挿れたまま胸の上に手をつく弥尋は、下から何度となく突き上げられ、涙目になっている。
「待って、隆嗣さん、ダメだっていきなり……んっ」
 夫の広い胸の上に手を付き、何とか動きに追いつこうと弥尋なりに頑張ってはいるのだが、中にある熱く猛った三木のものは的確に要所を突き、それだけでもういっぱいいっぱいなのだ。
「やっ……隆嗣さん、そんな、あっ……」
「弥尋君は乗馬の練習をしたいんだろう?」
「馬は僕の中に入らないよ。あん……馬に乗ってるより、隆嗣さんに乗ってる方がすごく揺れて感じるんだから。んっ……やだっ、なんでおっきくなるの!」
「それは弥尋君のせいだな」
 昼間以上に揺さぶられ運動させられたのは、最早言うまでもない。


2013.3.3発行ひなまつり企画ペーパーSS
at 2017-03-17-20:31 | SS ダーリン!

甘酔い気分 2013.3.3発行ひなまつり企画ペーパーSS

甘酔い気分

「え?これお酒なんですか?」
「ああ。お前にとイオニス領主から送られて来た」
 まだ宵の早いうちに本宮へ帰って来た皇帝は、手土産を一つ持って来た。青いリボンが結ばれた細長の硝子瓶の中身は、ほんのりと薄い赤色――桜色の葡萄酒である。寒い冬を季節に持つサークィン皇国ならではの特産品、凍らせた葡萄から作られた貴重な酒だ。
「酒は苦手だと言っていただろう? だから体に障らない程度のものを厳選したと言っていた」
 そんな味なんだろうかと興味を示し、首を傾げた佐保に、皇帝は瓶を掲げて小さく笑った。
「飲んでみるか?」
 高校生だった佐保は酒に慣れていないことを自覚している。そのため、食事や宴席でも酒類を口にすることはほとんどない。飲み慣れていた方がいいかなと練習はしているが、あまり進んでいないのが現状だ。
 その佐保は、皇帝が手ずから酌んでくれた葡萄酒をそっと口に含み、
「あまい……」
 びっくりと目を見開き、隣に座って眺めていた皇帝の顔を見上げた。
「レグレシティス様、これすごく甘いです。それにお酒っていう感じが全然しなくて、僕でも飲めそう。とってもおいしい」
 酒というからにはそれなりに度数はあるのだろうが、柔らかで軽い飲み心地と舌触りは、酒というより元いた世界で飲んでいたジュースのようだ。
「それはよかった。そんなにうまいか?」
「はい。レグレシティス様も少し味見してみます?」
「お前が味見させてくれるのなら」
 皇帝の言葉に「はい」と返事をした佐保は、にこにこと半分ほど残っていた杯を皇帝の口元に差し出した。
 思い描いていたものと違う佐保の反応に苦笑する皇帝だが、佐保が気づくことはない。
 傍で見ていた侍従は思った。
(佐保様、そこは別の方法で味見をさせましょう)


2013.3.3発行ひなまつり企画ペーパーSS
at 2017-03-17-20:29 | SS 月神SS

将軍様は発情中 2013.11.04発行J庭ペーパー裏面

将軍様は発情中

 黒に藍を流し込んだような色の艶やかな髪、前をしっかり見据える青い瞳は思慮深く、時には苛烈な色を見せ、人々の心を引きつける。国内で珍しい白い肌は、日に焼けて薄らとした色を付けているくらいだが、なよなよとしたひ弱な印象はどこにもない。引き締まった唇と凛々しい目元、男らしく精悍な端整な顔立ちに、目を潤ませ頬を染める女たちは多い。
 引き締まった均整な肉体は、閨の行為の激しさと熱情を期待させるに十分。
 閨では一体どんな声で囁いてくれるのだろうか? 
 剣を扱うあの手は、どんな風に肌を愛撫してくれるのだろう。
 ウェルナード=ヒュルケン将軍に関する巷での評判は大体そんなものだ。そして今、将軍の愛情を一身に引き受ける少年だけが、閨での将軍を知る唯一の証人となるのだが――。


「ベルさんっ、今度はなに? 何してるの?」
「蜂蜜」
「蜂蜜?! なんでそんなものを持ってるの!?」
「パリッシュに用意して貰った」
「ええーっ? パリッシュさんがそんなもの渡すはずないじゃないですか。なんて言って貰ったんですか?」
「食べ物に塗るのが欲しいって言ったら、バターと蜂蜜と果物のどれがいいかって訊かれたから、フィリオの好きな蜂蜜にした。駄目?」
「…いや駄目っていうか、駄目でしょ」
「でも、フィリオの肌に塗るとおいしそう。ほら」
「あんっ……やあぁっ……いきなりはやだ……っ」
「綺麗だ、フィリオ。フィリオの肌の上に金色の蜂蜜がつやつやしながら伸びて、きらきら光って見える」
「こんな時だけ口数多くなくていいから……っ、あ、やっ、やだそこっ!」
「幹は塗らない。先だけにする」
「先だけでも……っ! 舐めた? 今、ベルさん、僕の先っぽ舐めたの? 蜂蜜と一緒に!?」
「舐めるために塗ったから当然。フィリオの味が混じってる」
「…………もうね、黙って」


「おいフィリオ、あいつの寝技はどうだ? うまくやっていけそうか? 技量を教えてやるわけにはいかないが、それ以外では俺も協力するぞ」
「……黙秘権を行使します。たとえインベルグ王子の頼みでも、国王様命令でも口外しません」 


2013.11.04発行ペーパー裏面
at 2017-03-17-20:27 | SS 将軍様